便秘について(現代医学的観点)
便秘に医学的な定義はないらしいですが、
日本消化器病学会では「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義されていて、
日本内科学会では「3日以上排便がない状態」と定義されているそうです。
↓↓↓ 人によって様々な便秘の症状 ↓↓↓
• お腹が張って苦しい。腹部膨満感。
• ガスが溜まっておならがよく出る。
• 排便をしても、スッキリせずまだ残っているような不快感、残便感がある。
• 水分不足で便が硬くなり出しにくい。強くいきむ必要がある。(冬は水分摂取忘れがち)
• 排便困難。便意はあるのに、なかなか出ない。(出産直後はこれかな?)
• 硬い便をいきんで出そうとして肛門の粘膜が裂けて痛みがある。(20歳の私)
• 便が出ないことでイライラしたり不安になったりする。
そして便秘になる原因も人それぞれです
腸の運動の低下、水分不足、不健康な生活習慣、食物繊維不足、薬物やサプリメントの影響、ストレスや不安などの精神的要因、特定の病気によるものなどなど
そんな便秘は原因によってタイプが機能性便秘と器質性便秘に分けられます。
□機能性便秘
最も多いタイプで、大腸や直腸の働きの異常による便秘です。機能性便秘は、排便困難や便通の不規則な性質を特徴とします。機能性便秘はその原因によってさらに3つのタイプに分類されます。
▪弛緩性便秘:大腸運動の低下が原因
腸管の緊張が緩み、ぜん動運動が十分に行われずに大腸内に長くとどまった便は、過剰に水分が吸収されカチカチに硬くなる。女性や高齢者に多く見られる。
運動不足、水分不足、食物繊維不足、腹筋力の低下、極端なダイエットなどが因子となる。
▪痙攣性便秘:副交感神経が過度な興奮による大腸の過緊張
副交感神経の過度な興奮によって腸管が過緊張し、便がうまく運ばれず通過に時間がかかり過ぎて、うさぎのフンのようなコロコロとした便になるタイプ。
精神的ストレス、環境の変化、過敏性腸症候群などが因子となる。
▪直腸性便秘:直腸に便が停滞
便が直腸に到達しても排便反射がおきずに便意を催さない、直腸に便が停滞してうまく排便できなくなってしまうタイプ。高齢者や寝たきりの方に多く、排便を我慢する習慣がある人にも多い。
□器質性便秘について
手術後の癒着、大腸がん、大腸の炎症などが原因となって、大腸の中が狭くなり便がスムーズに通過できずに起こる便秘。
血便、激しい腹痛、嘔吐などがあれば器質性便秘が疑われるので。すぐに病院に!
器質性便秘を治療するには、元の病気を治す必要があります。
そんな私はどちらかというとお腹緩いタイプ…ですが20歳の頃、便秘で肛門裂けました。激痛のあまり飲食店のトイレから看護師の姉に電話。「切れ時になった 」と報告
無事ボラギノールをお勧めされました。もちろんデートは中断。
今は体調が悪くなると、いぼ痔になります・・・(´;ω;`)ウッ…
次は便秘について東洋医学的に書いていきます。
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